1954-11-22 第19回国会 参議院 法務委員会 閉会後第16号
裁判所の庁舎は、新憲法下最高裁が新裁判制度のシンボルとして心血を注いだモデル庁舎と称せられるだけあつて、その構造はきわめて近代的であつて、採光、通風、体裁など、まず申し分ないできばえであります。
裁判所の庁舎は、新憲法下最高裁が新裁判制度のシンボルとして心血を注いだモデル庁舎と称せられるだけあつて、その構造はきわめて近代的であつて、採光、通風、体裁など、まず申し分ないできばえであります。
ことに福井県なんかは今も伺うとモデル庁舎……モデル庁舎のあれは家庭裁判所というのか、そういう関係の医療室というのが、まあ普通のどこにでもあるような医療室ですね。だから子供とか家庭に関してはずいぶん精神病といいますか、精神分析関係の設備が当然あるはずなんで、あんな新しい建物を作つたのだから、大いに期待して拝見したのですが、はなはだ通り一遍のもので、建物がりつぱなのに比較してはなはだ残念でした。